「最初の相談」というコンセプト
緑さす心理相談室は、悩んでおられる方の
「最初の相談先」として
お役に立てればと思って運営しております。
相談に来られた方は、一様に
このようなことをおっしゃいます。
「なにから話せばいいのかわからなくて」
「どこで話していいのかわからなくて」
「誰に言えばいいのかわからなくて」
etc etc
なにかに悩んでいる時に、
「私は〇〇に悩んでおり、
このように解決すればいいとわかっている。
それに対してコレコレが壁となっていて
どうすれば壁をなくせるかを模索している」
などのように言語化ができていれば
もはやその悩みは解決したも
同然ではないでしょうか。
なにかに悩んでいる時
誰かの助けを必要とする時というのは
「自分が何に悩んでいて、
どのような助けが必要か」
これがそもそもわからなくなっていることが
とても多いのです。
ゆえにSOSが出せなくなったり、
逆に色々なところに相談しては
「うちでは対応できないですねぇ」
と言われ、失敗感だけが残ってしまいます。
悩みというものに対する支援というものは
極限のケース・バイ・ケースであり
人によって何が必要なのかが
人によって異なります。
例えば私が専門とする、
不登校やひきこもりの支援であっても
医療受診が必要なのか、
福祉制度が必要なのか
人と人との繋がりが必要なのか、
逆に家族の繋がりが必要なのか
ただ、話を聴いてくれる人が必要なのか
「学校に行けない」「社会に出られない」
という表面的な悩みは同じでも
それに対して有効な方策は
千差万別だと言えるでしょう。
となれば、まずはその人が何に悩んでいて
それに対してどのような方策が有効そうか
そこを整理し、見立てを作ることから
始める必要があります。
私の相談で、全てを解決しますと
お約束することはできません。
私でお役に立てること
私ではお役に立てないこと
これらを整理整頓しながら
お役に立てることであれば
継続してサポートを行います。
お役に立てないことは
適切な相談先へとお繋ぎします。
まずはその整理整頓を行うことが
利用者様の助けになればと思っています。
話に来られる際は、
全く整理できていない状態で構いません。
私が整理のお手伝いを行いますので
一緒に道筋を見つけていきましょう。
よろしくお願い致します。